北竜町 まちのハンター採用サイト

北海道で、自然と共に、働き暮らす。

採用への想い

初めまして。私たちは、北海道の北⻄部に位置する

人口約1,600人の町、北⻯町です。


農業と建設業が基幹産業で

夏にはひまわりを主とした観光が盛んになる町。


200万本のひまわりが咲き誇る​

国内最大級のひまわり畑があり、毎年日本全国​

そして世界から約30万人の人が訪れます。 ​


住民は、ひまわりのように温かく、​

前向きな人が多いのが特徴。​

そんな北竜町で問題となっているのが、鳥獣被害。

命と健康を守る安全な食糧生産のまちとして取り組む中、鹿・アライグマ等の被害で、多くの農家が頭を抱えてい​ます。また、近年増えてきた熊の出没は、地域に暮らす住民の大きな不安となっています。


現在は、町と猟友会が連携をして対策や捕獲をしているのですが、メンバーの高齢化等から、鳥獣被害の対策を練​り、捕獲をする“まちのハンター”を募集することになりました。


経験・資格は問いません。

私たちと共に「地域を守る仲間」になってくださる方のご応募をお待ちしております。

仕事内容

 ① 発見情報の受付・対策相談の対応

北竜町役場の産業課に席を置き、害獣の発見情報​の受付や被害対策に関する相談対応などを行いま​す。慣れるまでは、先輩が一緒に対応しますので​経験や知識のない方も安心してください。


 ② 害獣発見情報に対する対応

発見情報の場所に、軽トラックに乗って2名1組​で向かいます。役場職員と一緒に行くこともあれ​ば、猟友会の方と一緒に行くことも。

現場に到着後は、銃器による捕獲や罠にかかった​害獣の処理を行います。その後、鹿やアライグマ​の処理場までの運搬(熊は業者が処理場まで運搬)​と運搬車の洗車を行い、役場にて対応内容をまと​めた書類を作成します。

猟友会のメンバー

③ 害獣対策案の検討・実施​

過去の出没記録から、出没箇所の傾向を探ります。

そのデータをもとに、撃つ際のルール等も考慮しな

がら罠の設置箇所や電気柵の位置を検討します。

現在、町で保有している罠は、熊用2基、アライグ

マ用40基、鹿用10基。貸出をしているものもありま

すが、これらを効果的に使うためにはどうするか。

講習等で学んだことを活かしながら、策を練って、

実施、検証。これらを繰り返し行います。

④ 町内パトロール​

有害鳥獣の出没がないか車で町内をパトロール。​その際に、町内にある約100kmの電気柵が折れた​り壊れたりしていないかも確認します。修繕箇所​が見つかったら専門業者へ依頼をして修理をしま​す。

⑤ その他​

・講習や会議・集まりへの参加

・角や皮を使った加工品、「ジビエ製品」などへの加工・販売などに興味がある方であれば、​挑戦することも可能。

1日の流れ

とある日の​勤務例

8:30  北竜町役場へ出勤

    ー 出勤簿に印鑑を押す

     ー メール等の確認

9:00 被害の相談対応

10:00  町内パトロール、電気柵の点検(修繕)

    ― 発見情報の多い場所を中心に、町内をぐるっと回る

    ― 仕掛けてある罠を確認

    ― 罠にかかった鳥獣の捕獲

     ※罠にかかっていたら仲間を呼んで一緒に捕獲

12:00  昼休憩(自宅に帰る人も多い)

13:00  発見情報のあった場所へ確認・対応へ

15:00  対策を検討

16:00  電話や来訪での相談者対応

16:45  報告書の作成

17:15  退社


1年を通じて忙しいのは、動物の活動が活発になる春​と秋。冬は冬眠するため、講習を受講したり、学んだ​ことから被害対策の検討をしたりします。

ハンターへの道

猟銃の資格や経験がなくても、知識・技術の習得や費用面をサポートします。

資格を取得し銃が所持できるまでは、先輩と一緒に動きながら仕事を覚えてください。

狩猟免許試験の申請

初心​者講習の受講

狩猟免許試験の受験 → 免状​の交付

狩猟者登録

猟銃等講習会・射撃教習の受講→修了証明書の交付

銃の所持許可​申請

猟器・保管ロッカーの購入、申請

猟友会の先輩を紹介

猟友会会長 澤田 正人

さん/写真中央

まちのハンター歴48年

役場と連携しながら害獣捕獲をしてくださっている北竜​町猟友会の会長澤田さん。ご自身も農家で、被害に苦労​しているお一人です。


そんな澤田さんの猟銃のきっかけは、大学の射撃クラブ​に入ったこと。学生時代は、ライフル射撃やクレー射撃​を学び、大会にも出場していたそうです。社会人になっ​てからも、周辺に射撃場が充実していたこともあり、趣​味として継続していたそう。



そうした中で、狩猟免許を取得。北海道での狩猟は、より多くの種類を撃てることや遠い場所から狙うた​め技術を高められるのが魅力とのこと。そうして磨いた腕を、ご自身も苦労されている害獣捕獲に活かさ​れています。


「昔は山に出るだけだったが町にまで出るようになったり、道路に飛び込んできて人が怪我をしたり、農​作物の被害も大きい。自分にも、そしてみんなの役にも立つから」と澤田さん。北竜町猟友会のメンバー​は全部で8名。それぞれ仕事などもあるため、地域の害獣捕獲を担っているのは内3名。役場と連携をし​ながら活動しています。


新しい仲間が増えたら「一緒に猟に行きましょう!」とのこと。

未経験の方でも、こうしたベテランの先輩が優しく丁寧に、技術や知識をレクチャーしてくれますので、​安心してスタートできます。

向いている人

次のような方は、この仕事に向いています


□ 戦略や攻略方法を考えるのが好き

誠実で責任感がある

□ 手先が器用

□ 探究心が強い

色々な人とのコミュニケーションを楽しめる

誰かの役に立てるのが嬉しい

※猟銃の免許等は、着任後に取得可能です

募集要項

雇 用 形 態

地域おこし協力隊【雇用型】

※北竜町の会計年度任用職員に準ずる

地域おこし協力隊の説明は こちら

任用期間

令和7年4月1日〜令和8年3月31日

※開始時期は、選考時にご相談ください。

※会計年度ごとの契約更新で着任日から最長3年まで延長可能。

※任用期間終了後は、双方の合意により北竜町役場の職員として​勤務することも可能です。


月給17万円〜22万円

※年齢や経験を考慮。

 面談時にお気軽にお尋ねください。


(年収例)

入社1年目:370万円(50歳)

入社1年目:250万円(26歳)

勤 務 時 間

8:30〜17:30

※上記時間の中で実働7時間30分(休憩1時間)

※休日に勤務を要することがあります。

 その場合は、代休対応となります。

休 日 休 暇

年間休日98日

月8日休日制、有給休暇・慶弔休暇あり

福 利 厚 生

□ 社保完備(雇用・労災・健康・厚生)

□ 年1回昇給あり

- 昇給例:4,000円/月程度

□ 年2回賞与あり

- 支給例:合計3ヶ月分

□ 家賃補助あり

- 補助額:12,000円〜30,000円/月

□ 通信費(5,000円/月)

□ 資格支援制度あり

- 狩猟免の取得費用の全額負担

- 試験日等は出勤扱い

□ 赴任時の旅費支給(規定あり)

□ マイカー通勤可能(無料駐車場有)

□ 業務上必要な備品(銃やガンロッカー等)や

  消耗品(銃弾等)は支給

研修あり

応 募 条 件

□ 要普通自動車免許(AT限定可)

□ Excel・Wordの基本操作ができる方

□ 銃所有の欠格事由に当てはまらない方

□ 第一種銃猟狩猟免状をお持ちの方歓迎

※着任後に、サポートを受けながら

免状を取得することも可能です


地域おこし協力隊募集としての条件>

□ 三大都市圏及び都市地域等(過疎,山村,離島,半島などの地域に​該当しない市町村)に居住(住民票がある)している方 

 ※地域要件はお問合せください。

□ 北竜町に住み、住民票を移動することが可能な方

□ 任期終了後も、北竜町に定住する意志のある方

応募・問合せ

 STEP1 電話やZoomでの面談

応募前に、仕事内容や働き方、移住などについて

気軽に質問・お話しできる場を設けています。

 STEP2 1次面接(Zoo​m)

履歴書・職務経歴書・エントリーシートをご提出ください。

 STEP3 銃所有の欠格事由に該当しないか等の確認

現地にお越しいただく前に、業務上必要となる「銃所有の欠格事由」に

該当しないか等の確認をするための書類をご提出いただきます。

該当する場合は、業務が遂行できないため選考終了となります。


 STEP4 最終面談(現地)​

□ 北竜町の案内、職場見学

□ 面接

北竜町での暮らし

●立地

北海道の北⻄部に位置し、旭川まで約1時間、

札幌まで約1時間半。自然豊かでありながら、

都市部へも近く便利な立地です。

●気候

季節

平均気温

特徴

21度

本州と比べて、カラッと涼しく過ごしやすいです。


-6度

降雪量は多めですが、道路はしっかり除雪されているのでご安​心ください。

●食べ物

日本一になったことのあるお米やメロンや​スイカ等、美味しいものがたくさん。

農家の方々からいただくお裾分けも魅力の​ひとつ。町内の飲食店で、顔馴染みになっ​た仲間と呑むのも楽しい時間です!

●その他

買い物

町内にスーパーとコンビニが1軒ずつ。

日常的な買い物は町内でしつつ、週末には車で20〜30分程度のところにあ​る深川市や滝川市で買い物をしたり、札幌や旭川へ買い物がてら遊びに行く​ことも。

レジャー

山に囲まれ、海も車で40分程と自然豊かな環境で、山の遊びも海の遊びも楽​しめます。

町内に小さいですがスキー場があり、リフト代も含めすべて無料!また、近​隣に大きなスキー場もあり、ウインタースポーツ好きには最高の環境です。

医療

内科、消化器科、小児科、歯科の診療所があります。

人との

関わり

小さな町だからこそ「繋がり」が強く、困ったことがあれば助けてくれる環​境が、ここにはあります。

地域おこし協力隊とは?

地域おこし協力隊とは、

都市部から過疎地域等の条件不利地域に移住し、さまざまな​「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を​図る総務省の取り組みのこと。

令和5年度の実績は、全国で7,200人(男性6割、女性4割。

10代〜60代と幅広い年齢層の方が参画)が参画し、1,164の自​治体(団体)が導入をしています。

※引用:総務省H P「令和6年地域おこし協力隊」資料

詳しくは、こちら をご覧ください

北竜町 まちのハンター採用窓口

北竜町役場 企画振興課 

〒 078-2512

北海道雨竜郡北竜町和11−1

☎︎ 0164 - 34 - 2111 担当/森